歴史、知識+科学的な根拠=わかりやすいしワクワク読める『すばらしい医学』
医学の歴史や知識だけでなく、科学的な根拠に基づいた人体の仕組みを分かりやすい言葉で解説している点が魅力的。オーディオブックでワクワクしながら聴くことができた。
もう20年以上前だが、医薬品卸の営業担当者として、薬に関する知識を少しだけ持っていた私にとって、薬がどのように作られ、効果を発揮するのかという科学的な根拠は、非常に興味深いものだった。特に、MRSA、輸液、抗生物質に関する記述は、以前の経験と結びつき、深く理解することができた。
刊行順としては前作にあたる「すばらしい人体――あなたの体をめぐる知的冒険」もぜひ読んでみたいと思っている。
生み出したキャラのふるさとを守る『ピーターラビットのふるさとをまもりたい ビアトリクス・ポターものがたり』
先日読んだビアトリクス・ポターの絵本を図書館に返却に行って、またポターに関する絵本を見つけたので読んでみた。
先日のものより、ピーターラビットを生み出してから後のこと、つまり湖水地方の自然を守ることについても描かれており、大変興味深く読むことができた。
絵のタッチも素晴らしく、ポターの守ろうとしたものが美しく柔らかく描かれていると感じた。
ポターの人生にますます興味が湧いてきた。おっと、その前にピーターラビットを読まなければ。
| 著者 | 作:リンダ・エロビッツ・マーシャル, 絵:イラリア・アービナティ |
| 書籍名 | ピーターラビットのふるさとをまもりたい ビアトリクス・ポターものがたり |
| ジャンル | 絵本 |
| 発行年 | 2020年 |
自分の”幕引き”を考えてしまう『平場の月』
50代。人生100年時代とはいえ、残りの人生をどうしても意識してしまい、そこに何か新しいものを見出すことが難しいと感じてしまう年代(ではないかと思う)二人の恋愛。
恋愛といえるのかどうかもわからないが、できるなら誰かがそばにいてほしいという気持ちもわかるし、まかせっきりにもできないという気持ちもわかる。
ゆっくりと成就していくのかと思ったら、あっけない人生の幕引き。
自分はどんな幕引きが待っているのだろうと考えさせられる話だった。
100年後に今の衣装はどう映るのか『100年前の写真で見る 世界の民族衣装』
読み友さんの読まれた本から、気になった本をセレクト。
100年前だと、まだまだ地域の文化が色濃く残っていたのだろう。
今では一部形式的に残っているものを除いて、日本で日常的に着物を着ていることは稀だろう。
もちろん生活にあった機能性ということが求められて、世界的に似たものになっていくのは仕方のないことなのだろう。
それをわかったうえで着ることを楽しめればいいな。
100年後の未来では、今の服装はどのように語られ、見られていくのだろうか。
| 著者 | ナショナル ジオグラフィック |
| 書籍名 | 100年前の写真で見る 世界の民族衣装 |
| ジャンル | 文化 |
| 発行年 | 2013年 |
読んでいて音楽がなっている感覚『絵描き』
いせひでこさん、何冊目だろうか。
絵と文章の後ろで音楽が常になっている感覚になる。
たぶん絵、文章それぞれ単体でも成り立つものなのだろうけれど、それがつながることで、生まれるもの(自分の中では音楽)があって、絵本というかたちになっている気がしている。
マニアックに収集しているわけではないけれど、図書館で本棚を眺めていて「いせひでこ」という名前が飛び込んでくると、読んでしまう。
ボケ具合と緩急が好きな『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』
そうだったのかパンどろぼう。きみにはそんなストーリーがあったのか(笑)
ところどころ細かいところに配されてるネタと、大枠の流れがパンどろぼうらしくて嬉しくなる。
さあ、おにぎりぼうやのたびだちのあと、すぐさまパンどろぼうになるのか、それとも、まだまだストーリーが展開していくのか。
楽しみに待っていよう。
クダラナイ?いえいえ、この世界へようこそ『コージ苑 (1)』
久しぶりに読んだ。
といっても、当時熱心に読んだ記憶はなく、喫茶店とかでちょい読みしただけのような感じ。当時のシュールな笑いだなと思うものもあれば、今読んでもニヤニヤするものもあり。令和の時代では、コンプライアンスにかかるだろうなというものがたくさん。
でも、コンプライアンスってなんだ?という感じで迫るパワーも感じることができる。名作であることは間違いない(よね?)
第二版もいっちゃいますか!
全曲で1曲ごとのランキングが作れるカバーがあるなんて!『ビートルズ全213曲のカバー・ベスト10 Cover Rankings Of All Beatles Songs (Guitar Magazine) 』
ビートルズ関連の本をKindle Unlimitedで読んだシリーズ(個人的)
ビートルズの現役時代(1962~1970)における公式発表曲213曲について、他のアーティストがカバーしているものをランキング形式で紹介している本。まず何がすごいって、公式213曲すべてにカバーがあること!しかもそれが1楽曲につき、いくつもカバーがあるということ。まぁ、これはビートルズの影響力の賜物だけれど、この本がすごいのは、様々なミュージシャンのカバー曲を、一曲ずつ独自の視点で解説しているところだ。
紹介されている曲については、まだ全部を聴けてはいないけれど、そこは「マ」の血が騒ぐ(笑)
現在、Youtube Music(サブスク)で、そのカバー群のプレイリストを作成中。もちろん正規のアルバムの曲順ごとにね。
教養として学ぶでOK?『教養として学んでおきたいビートルズ』
3度のメシよりもビートルズ。と言っても過言ではない(笑)
そうは言っても好きになってウン十年。四六時中聴いているわけではないし、他の音楽も聴く。
だけどもマニアの「マ」の字ぐらいの自覚はあるので、この手の本があると大抵読んでしまう。
「マ」ではあるが、初めて知るエピソードもあり、一気に読むことができるほどの充実度。
著者は筋金入りの「マニア」なのだろう。文面からは、それがひしひしと伝わってきた。
気になったのはタイトル。初めて、あるいは教科書でチラッと見たとか、どこかで曲が紹介されていたとかぐらいしか知らない方にとっては「教養として学んでおきたい・・・」というのは、ある意味入りやすくもあるのかもしれないけれど、「マ」の立場から言わせてもらえば「ビートルズは教養として学ぶものじゃない!」と言いたくなる。
まぁ、そのあたりの狙いもあってのタイトルなのかもしれないけれど・・・・
・・・「教養シリーズ」他にもあるようでした(T_T)
