これで数えることができるのか?(笑)それでもハマる『かぞえうたのほん』
言葉のリズムが、規則正しくないのに魅力的。
なんと言ったら良いのか分からないけれど、脈絡のないモノや人が必然と突発がランダムにでてくることに衝撃。
コージズキンの絵との相性が良い。というか、コージズキンが書きそうな言葉だし。
今回、岸田衿子作品は初めてと思ったが、実は知らない間に読んでいた作品(「かばくん」や「はろるどとむらさきのくれよん」)かあって驚いた。「かばくん」(こどものころ読んだ記憶あり。内容忘れてるけど^^;
好きな作家の一人である、長新太とタッグを組まれている作品も多くあるようなので、これからハマって行きそうな匂いがする。
生み出したキャラのふるさとを守る『ピーターラビットのふるさとをまもりたい ビアトリクス・ポターものがたり』
先日読んだビアトリクス・ポターの絵本を図書館に返却に行って、またポターに関する絵本を見つけたので読んでみた。
先日のものより、ピーターラビットを生み出してから後のこと、つまり湖水地方の自然を守ることについても描かれており、大変興味深く読むことができた。
絵のタッチも素晴らしく、ポターの守ろうとしたものが美しく柔らかく描かれていると感じた。
ポターの人生にますます興味が湧いてきた。おっと、その前にピーターラビットを読まなければ。
| 著者 | 作:リンダ・エロビッツ・マーシャル, 絵:イラリア・アービナティ |
| 書籍名 | ピーターラビットのふるさとをまもりたい ビアトリクス・ポターものがたり |
| ジャンル | 絵本 |
| 発行年 | 2020年 |
ダイブがいつもより多い?(笑)『さんざんまたせてごめんなさい』
スズキコージズキンの絵に意味を求める必要はないと思っているが、あまりにも展開が唐突でドギマギする(笑)
結局、何を待たせていたのだろう。アラジンのランプ?
ゾンドさんは、おおおとこから落ちたところがらくだの上で良かったが、コブとコブの間だったので、さぞ痛かったであろう。
動物や人がいつもにも増してダイブしているような気がした(笑)
この本を読む前に荒井良二の絵本を見た後だったので、同じカラフルな絵でもタッチやトーンでずいぶんと受ける印象が違うなと思った。
両者ともに大好きなのだけれどね。
子どもに寄せなくても想像は膨らむ『うそつきのつき』
内田麟太郎、荒井良二という私の好きな作家さんのコラボ。
シュールな内容の中に、遊び心があるコトバと絵が、読み聞かせを行う大人たちニヤッとさせるのだろうか。
最後がまた更に大人のココロをドキッとさせる。
だからといって子どもたちもしっかり楽しめそうな内容。ラクダがラクするところなどは、子どもたちもしっかりツッコんでくれそうなおもしろさ。
こういう本に出会うと、変に子どもに寄せなくても十分におもしろく、子どもたちは子どもたちなりに解釈して膨らますのだろうなと思えてくる。
読んでいて音楽がなっている感覚『絵描き』
いせひでこさん、何冊目だろうか。
絵と文章の後ろで音楽が常になっている感覚になる。
たぶん絵、文章それぞれ単体でも成り立つものなのだろうけれど、それがつながることで、生まれるもの(自分の中では音楽)があって、絵本というかたちになっている気がしている。
マニアックに収集しているわけではないけれど、図書館で本棚を眺めていて「いせひでこ」という名前が飛び込んでくると、読んでしまう。
ボケ具合と緩急が好きな『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』
そうだったのかパンどろぼう。きみにはそんなストーリーがあったのか(笑)
ところどころ細かいところに配されてるネタと、大枠の流れがパンどろぼうらしくて嬉しくなる。
さあ、おにぎりぼうやのたびだちのあと、すぐさまパンどろぼうになるのか、それとも、まだまだストーリーが展開していくのか。
楽しみに待っていよう。
ココロのスキマを埋めたいときに『ぼくがうまれてきたのはね』
余白を活かしたシンプルな絵柄と色使いが、読み手にいろんな想像を与えてくれる。
著者のうえだまりさんは、イラストレーターで、動物の保護活動をされている方。
自分は犬や猫と一緒にいるわけではないけれど、一緒にいたらこんな気持ちになるのかなと思わせてくれる絵本。
ココロのスキマを埋めたいときに読みたい絵本
(実際にそんな気分で選んだ。絵本をスマホで観るなんて、日ごろは考えないのにね)。
残暑の午後、冷たいコーヒーを飲みながら読みたい『すいかのたび』
読み友さんの読了本から、興味が湧いたものをセレクト。
海の青を見ているだけで、何だか涼しくなってくる気がする。
なんてことないものがたりだけれど、気持ちよさとゆるさの中にクジラが登場して、すいかと同じようにちょっとドキドキしたけれど・・・子どもたちもこの場面でドキドキするのかな。
ちょうど今、残暑厳しい9月の午後。大人だったら、冷たいコーヒーを飲みながら読むのに良さそう。
本のタイトル文字がおしゃれ。
予感とは違ったけど、切なさがブレンド『いすがにげた』
森山京さんの絵本は多分はじめて。コージズキンの絵+「椅子が逃げる」という始まりから、ハチャメチャな展開を予想してみたが、ホロッとさせる展開に驚き。
どうして逃げちゃったんだろうね。不満だったのかな、まだ見ぬ世界を体験したかったのかな。おばあさんがキライだったわけではないだろうけれど。
いつかその理由を聞かせてくれるのかな。
キルトのようにやわらかな絵本『おばけのキルト』
絵柄と色と語り口がとてもやさしいものがたり。
おばけのキルトの水色を引き立てるように出てくるオレンジのアクセントがいい感じ。
ふと思い出して、棚から出して読みたくなるような絵本だった。
図書館本だけど、また借りてみようかな。
| 著者 | 作:リール・ネイソン 絵:バイロン・エッゲンシュワイラー |
| 書籍名 | おばけのキルト |
| ジャンル | 絵本 |
| 発行年 | 2021年 |
