信有

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絵本

ピンチを切り抜けるには工夫と度胸が必要だ『大ピンチずかん』

ようやく読めた。
ピンチはいつも突然やってくるよね。ほとんどのことを子ども時代に経験してきた気がする。
こんな経験があって大人になるんだよね。

今でもやってしまうことがあったりして、「子どもか!」と自分にツッコミを入れたくなるけれど、まぁ、それも良し。ホント、人生は大ピンチの連続です。

著者鈴木のりたけ
書籍名大ピンチずかん
ジャンル絵本
発行年2022年

オサムの日常は幸せな日常『オサム』

谷川俊太郎作「オサム」。「いいひと」がどんな人かコトバに書くのは難しいので、「オサム」を書いたとのこと。
それをゴリラに見立てた絵本にしたのが、あべ弘士ということらしい。

「いい人」の定義はなんだろう。やさしい人?いばらない人?つつましい人?
ひとりひとり違うのだろうね。だから他人が思っても自分は思っていないことも。逆も然り。

私は、日常で周りのことを考えて暮らせる人は「いい人」なんだろうなと思う。
自分ができているかって?それはどうだろう。

オサムと同様、自分のことを「いい人」と思ったことはないので。

著者作:谷川俊太郎
絵:あべ弘士
書籍名オサム
ジャンル絵本
発行年2021年

イモヅル式にでてきたコージズキンの12の妄想が堪能できる『イモヅル式物語』

コージズキンがイモヅル式に紡ぐ楽しくてバカバカしい(?)事件。
いや、まったくその通り(笑)

第1話では、電気ガマのガマ夫くんが毎朝遭遇している出来事
第2話では、イヌのほえろうくんがやっているケーキ屋での出来事
シンプルにまとめてしまうと、なにがおもしろいのか分からないと思うけど・・・

だからぜひ見て欲しい。1話数ページの話が12本(絵本ですよ)なので、気楽に見れるから。が、コージズキンファンとしては、気楽に見ないで、なんでやねんと突っ込みながら見て欲しい(笑)

ちなみに1番のお気に入りは、第6話ボートでデート。かびんのビンカさんがげんなりするのが、かなりのツボだった😊

著者スズキコージ
書籍名イモヅル式物語
ジャンル絵本
発行年2006年

ヴラマンクを感じさせる絵柄だけど、描かれている内容は・・・『ライオンのへんないちにち』

フォービズムのヴラマンクを感じさせる絵柄だけど、描かれている内容はやさしい。
やさしいというか、不思議な感覚。最後にいきなり俳句が出てきたので驚いたが、そういうライオンの父さんなのね。
狩りをしないオスは、実はこのような感じなのかなと思わせるようなストーリーだった。
(ただ、最近の研究ではオスも狩りをすることことがわかってきているようだが・・・)
シリーズ本のようなので、そちらもあわせて読んでみたくなった。

著者あべ弘士
書籍名ライオンのへんないちにち
ジャンル絵本
発行年2002年

小さな子は夢中になると・・・『よじはんよじはん』

おんなのこはとなりのお店に時間を聞きに行って・・・

もともとはユン ソクチュンをいう童詩作家が1940年に書いたものを、イ ヨンギョンという絵本作家が時代を1960年代を念頭に描いた絵本とのこと。

おんなのこの無邪気さと時代の情景がやわらかく描かれていて、優しい気持ちになれる絵本。
小さな子どもは、夢中になるとやることを忘れて進んでしまうよね。

この本から読み取ったわけではないのだけれど、子どもが行方不明になる可能性もあり、無邪気さは怖い一面もあるなと感じた。(そういう事件もあったしね)

著者 イ ヨンギョン
書籍名 よじはん よじはん
ジャンル 絵本
発行年 2007年

眠れないときは・・・『よぞらをみあげて』

眠れない夜、窓から入ってきた風に誘われて「わたし」は、素敵な世界が広がっている景色に包まれる。

何か驚くような変化がある絵本ではないけれど、子どもの感性が豊かになりそうな絵本のように感じた。

私はどこでも寝れるし、家族にうたた寝しているのを起こされても、「秒」でまた寝ているので、このようなシチュエーションはいまだかつてなかったと思う。
もちろん、おっさん時代に限らず、子ども時代も。

・・・あ、少しはあったかも。
小学校のときに旧校舎と新校舎をつなぐ通路の骨組みにぶら下がろうと思って、ぶら下がれず後頭部をコンクリートに打ち付けたときに、「あぁ、死ぬかも」と眠れなかった記憶がある。まぁ、死ななかったけど。
良い子は真似しないように。(しないか)

著者 ジョナサン ビーン
書籍名 よぞらをみあげて
ジャンル 絵本
発行年 2009年

「ことば」の色やかたちが見えれば、この世界はもっとやさしくなりそう『ことばのかたち』

話すことばが目に見えるとしたら、どんなかたちなのか。
見えたら、その言葉の本質がよりわかるのではないか。
やさしさや喜びはより鮮やかに嬉しく、怒りや強いことばは、相手をどのように傷つけているのかがわかるのかも。
おーなりさんの描いている「ことば」と「絵」が感情をゆさぶる。
見えないからこそ、その「ことば」がどういう「色」なのか、どういう「かたち」をしているのか、発するときに意識をしていくことが必要なことを考えさせてくれる。
おとなはもちろん、幼稚園ぐらいの子どもたちにも観て感じてもらいたい絵本。

著者 おーなり由子
書籍名 ことばのかたち
ジャンル 絵本
発行年 2013年

きゅうりは世界のヒーローか『きゅうりさんあぶないよ』

きゅうりさんが歩いていると、いろんな動物に
「きゅうりさん
そっちへいったら あぶないよ
ねずみがでるから」
と忠告され、その度にきゅうりさんの装備が増えていき・・・

きゅうりさんの装備が増えて来るところにツッコミを入れて良し。ただただページをめくっていくのも良し。物語?に隠された意味を探るも良し。

個人的には、ツッコミ入れて楽しんだ(笑)

最後にきゅうりさんは・・・銅像になってる(笑)
銅像に刻まれている「orypeu」はロシア語できゅうりのことみたい。

スズキコージズキンのエネルギーとリズムに圧倒されつつ、楽しめる絵本。

著者 スズキコージ
書籍名 きゅうりさんあぶないよ
ジャンル 絵本
発行年 1996年

見惚れる絵本『パッパカサーカス』

これはもう絵本というか、ストーリー(あるようなないような)とリズムの画集。
全編に馬が描かれていて、ダイナミックな動きを見せてくれる。

シャガールの絵や、フォービズムの絵を想起させる部分もあるけれど・・・
でも唯一無二のコージズキンの絵。

ヒヒーン パッパカ パッパカ!

見惚れてます(笑)

著者 スズキコージ
書籍名 パッパカサーカス
ジャンル 絵本
発行年 2014年

歌って、手遊びして楽しむ。おとなは小ネタでも楽しめる『大阪うまいもんのうた』

この感じ好きだなぁ。
長谷川義史さんの絵柄と大阪の賑やかさ、楽しさ、そして「大阪うまいもんのうた」があっている気がする。
ところどころに出てくる小ネタがまた楽しい。
子どもたちが楽しめる絵本だろうなって思う。

著者 長谷川義史
書籍名 大阪うまいもんのうた
ジャンル 絵本
発行年 2009年
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