カラフルな色使いと黒の対比がステキな『氷上カーニバル』
大正のおわりから昭和にかけて、札幌市の中島公園のスケートリンクで行われていた氷上カーニバル。
このおまつりをもとに制作された絵本。
「わたし」と「いもうと」と、ともだちの「たぬきの子」は氷上カーニバルへ。
そこでは、おとなもこどもも仮装をしてスケートに乗ってまわっている。
そこへ・・・
とてもカラフルな色使いの絵がステキ。夜の黒との対比で、カーニバルの楽しさが引き立っている。そしてココロがほんわかする。
あべ弘士さんの絵本は好きだな。
本の最後に1930年に撮影されたという実際の氷上カーニバルの写真があるのだけれど、これが昭和の初期?と疑いたくなるよな仮装。
氷上カーニバルのことは、こちらのブログに詳しく書かれていたよ(^^)
https://ameblo.jp/hokkaido-rekishi-tanboh/entry-12124929031.html
全然関係ないけど、つい先日読んだ「月夜のねこいち」と幻想的な部分が重なってしまった^^;
| 著者 | あべ弘士 |
| 書籍名 | 氷上カーニバル |
| 発行年 | 2020年 |
知ったかぶりをすると恥ずかしいことに『てんしき』
このシリーズ好き。
落語を視覚化することで、子どもたちにも伝わりやすい。
通常聞くサゲとは違ったものになっていて、それも良かった。
落語を視覚化することで、子どもたちにも伝わりやすい。
通常聞くサゲとは違ったものになっていて、それも良かった。
ま、知ったかぶりには注意だな。大人は取り繕うからね。
| 著者 | 川端誠 |
| 書籍名 | らくごえほん てんしき |
| 発行年 | 2019年 |
11人のおんなのこの行動がほほえましい「げんきなマドレーヌ」
つたの絡んだ古い屋敷に暮らす12人のおんなのこ。
ある晩、いちばんおちびさんのマドレレーヌが盲腸炎になって・・・
いつも一緒にいる12人だからね。そりゃあ、なるよ(笑)
絵がほんわかしてて、大人も優しい気持ちになる絵本。
| 著者 | ルドウィッヒ・ベーメルマンス |
| 書籍名 | げんきなマドレーヌ (世界傑作絵本シリーズ) |
| 発行年 | 1972年 |
人間味あふれる日本の神話「あまのいわと」
日本の神話は大好き。なぜって?神なのにとても人間臭さがあるから。
しっかり勉強してきたわけではないので、偉そうなことを言う気はないのだが、数あるエピソードの中でも「天の岩戸(あまのいわと)」が好き。
須佐之男命(スサノオノミコト)の暴挙に怒った天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天の岩戸に閉じこもってしまい、世は真っ暗になってしまう。
そこで八百万の神々が対応を協議。天手力男神が岩戸の影に隠れて、他の神が鏡を持って待機。
そして天宇受賣命(アメノウズメノミコト)が踊り始めて、盛り上がっているのが気になった天照大御神は・・・
というストーリーなのだが、ここからのやり取りが特に面白い。
人間性、いや神性?がよくわかる部分なんだよね。
赤羽末吉さんの日本画をベースにした絵が、とても良い味わい。
おかあちゃんがつくったる | 長谷川義史
この絵本の内容がどこまで事実かわからないけれど、長谷川さんの子どもの頃のおかあちゃんの思い出が絵本になったもの(だと思う)。
長谷川さんの絵本にあるユーモアの原点は、このおかあちゃんにあるのかなと思える。
最後は秀逸。おかあちゃん、何でもつくれるんだ!
やめろ、スカタン! | くすのき しげのり
サトシ、シンゴ、マサト3少年の夏のひとコマ。
ちょっとしたおふざけが過ぎたことでシンゴが怒ってしまい・・・
最終的には仲直りするのだけれど、もともとの3人の関係性があってこそかな。
年齢を重ねてしまったからか、このような関係性が羨ましくもあり、懐疑的でもあり。
年齢を重ねてしまったからか、このような関係性が羨ましくもあり、懐疑的でもあり。
ごきげんならいおん | ルイーズ・ファティオ(著)/ ロジャー・デュボアザン(イラスト)/むらおかはなこ(翻訳)
フランスのまちなかのどうぶつえんに住むライオン。
みんな気さくに声をかけてくれる。
ある日、鍵が空いていて外に出てみると・・・
ライオンが思っている人間との関係と、人間が思っているライオンとの関係は違っていた・・・
幼稚園の年長さんなんかに読み聞かせをして感想を聞いてみるといいのかな。
村岡花子の訳だった。
